こんにちは、ずくなし夫婦の夫です。
満員電車に揺られて疲労困憊、そろそろ地元が恋しくなってきた、
そんなことを思ったことはありませんか。
私も全く同じ状況でした。朝早く満員電車に乗り、隣の人と絶妙な距離感を保ちながら、
少しでもぶつかるとギスギスするあの空間が・・・
嫌なことに耐えるのではなく、自分の環境を変えることで抱えるストレスも大きく減りました。
移住で環境を変えたいけど一歩踏み出せない、そんな方のきっかけになればと思います。
移住を決意した理由
私は大学入学を機に上京し、東京の中央線沿線に約10年、結婚と転職のタイミングで
横浜へ引っ越し約5年住んでいました。
とにかく思ったのは、どこに行っても人が多いということ。
朝早く出ても通勤電車にはたくさんの人ですぐに満員。
ちょっとカフェに入ろうと思えば満席で休めない。
どこに行っても人、人、人。
この生活をずっと続けるってきつくないか・・・?と思っていました。
しばらく生活すれば慣れるだろうと思って数年生活し、
ついに都会の人がたくさんいる生活に慣れました!・・・が、
慣れはしたものの、やっぱりどこに行っても人ばかりということに対する
嫌な気持ちは変わりません。しんどい!
多少慣れたせいもあるのか、満員電車で人とぶつかればイライラし、
気持ち的にも荒んでいました。
こんな状況でいつまでも生活していたら、いつか壊れてしまう。
そう思って私は移住を決意しました。
決意後のアクション
そうはいっても移住先で仕事がなければ生活ができません。まずは転職活動をスタート。
いざ調べてみると、田舎の企業でなかなか思うような条件のところって無いんですよね・・・
いかに都会集中型の社会になっているかを目の当たりにしました。
しかしながら、何社か探していると思いがけない条件の企業が!
- 「本社は移住先」
- 「勤務先は都内の営業所」
- 「最終的なUターン可」
条件の合わない企業を何社も見ていた私は、
「もう1年くらい都会で頑張ってからUターンできるならいいじゃん!」と思い、迷わず応募。
給料面の条件も好条件、移住後の通勤だけが少々しんどそうでしたが、
車通勤なら満員電車よりマシでしょと考えていました。
無事最終面接にも合格して転職活動は終了、移住に向けた一歩を踏み出しました・・・
人事にはUターン希望も伝え、会社からもすぐに本社勤務になるよと言われていたので
しばらく東京の営業所で勤務をしていましたが・・・
気が付くと4年が経過していました。
移住希望は持っていたものの、会社側の調整がつかなかった結果です。
話が違うなと思いながら、条件も良く会社側も移住希望は理解してくれていたので、
ずるずると4年経過した次第です。
転機
もう諦めようかとも思った矢先、転機が訪れました。
社内の組織変更に伴い、本社側で人材拡充を図る流れになったのです。
大学時代に「チャンスは来るものではなく掴むもの」と教授から口酸っぱく言われていたことが
ここで漸く活かされました。
断りたければ断ってもいいという条件のもと私にも声がかかり、
妻とも今後のことを相談したうえで本社への異動を承諾。
移住を決意してから約4年、ついに移住が決まりました。
移住を決めてからが本当に長かった・・・
まとめ
当然私の選択が間違っていたといえばそれまでなので、
今となってはいい経験だったと捉えています。
しかし、当然すぐに移住しようと思っていたので結果としては失敗でした。
読者の皆さんは、4~5年待って移住でも問題ないでしょうか?
すぐに移住をしたくても、私のように選択を誤ると数年動けないということもあるので、
是非この経験を参考にしていただき、移住への一歩にしていただければ幸いです。
それでは、何卒。